姉からの手紙5通目④

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10年前、私の月給は40万円だったけど、厚生年金や保険料、所得税を引かれて手取りは30万円だった。

だから父の月給が40万円だったけど手取りが30万円だったのは理解出来る。

だけど証券会社の営業で北海道トップの成績で月給50万円だった母の給料はどこに行ったの?

姉は母が働いてた事すら覚えてないの?

それとも両親の収入が合計して30万円だったと本気で思ってるの?

 

姉が1か月でも一人暮らししたことがあったら、仕事と自分の分の家事だけでも疲れ果てて

給料の中から家賃払って、水道光熱費払って、通信費払ったら

食べる金すらろくに残らないのに、朝から夕方までのフルタイムの専門学校に通いながら

自活したら食べる金ないなんてレベルじゃないよねってわかるのに

ただの1日たりとも自立したことないから私がどんな過酷な生活をしたか想像もできない。

 

まだ成長期の終わってない未成年の頃から、フリカケと納豆と卵かけごはんとで食いつないで

たまに魚の缶詰食べる時も一回で一缶食べる余裕なんてないから3食に分けて食べてとか

2週間2千円で3食食いつなぐとか、30歳過ぎても1日100円で3食食べるとか

冷蔵庫ない生活とか、家賃払う為にクレジットカードでキャッシングして、

そのキャッシング分のクレジットカード代の引き落としの日に

その金額を銀行口座に入れる為に更にクレジットカードからキャッシングして

どんなに食費を節約しても私は未成年の時から栄養取ってないから身体壊して

しょっちゅう入院したり仕事休んだりして更に収入が減って益々食べられなくて

子供の頃から熱を出して学校を早退してくるのも、

予防接種の度に意識失って保健室に運ばれるのも、

しょっちゅう鼻血出して一回鼻血出始めたら1時間2時間止まらないのは当たり前

元々身体弱い私が未成年の時から腐った物食べてでも飢えをしのがなければ

生きられない人生を送ってるのに、

子供の時から体が丈夫で30代後半まで金持ちの実家でいい物食べて

大学教授になるはずだった祖父からの知力の遺伝で

ベビーブームの頂点だった私の2歳上はもう既に受験が厳しくなる状況は始まってたのに

北海道で一番学力の高い短大に現役で合格するほどの知力に恵まれながら

甘ったれて働かないで生活して親に面倒見てもらったから何もできなくなったのに

周りの人は生まれつき出来ることが私は出来ない私被害者私可哀相って

被害者根性で泣き言言ってるやつ反吐が出る。

 

こんな過酷な人生を歩んだ次女に向かって

ここまで苦労して努力して自力で道を切り拓いてきた人間に向かって

仕送りなしが条件で家を出ていいって約束を平気で破って2年3年と2年間毎月10万円仕送り受け取ったから10万円で家族4人やりくりするのお母さんだって大変だった、

この姉から送られてきた文章を読んだ2015年の6月から毎日、

母が苦しんで苦しんで苦しみぬいて死にます様にと1日も欠かさず祈り続けている

働かないと母に対する恨みと姉に対する恨みで建設的でない時間だけの毎日を送るので

働かないと生きていけないけど、仕事中は考えないで済むけど

お昼休みにご飯食べてる間は毎日、母が苦しんで死にます様に、

姉が苦しんで死にます様にと祈って、呪って呪って苦しい。

 

夫が一緒に居る時ですらたまにこの恨みを考えてしまって夫に見抜かれることがある。

どんなに苦しんだところで私がこの人生で苦しんだ1億分の1にも満たないこと知ってるけど。

 

この手紙読んで私が激怒して仕送りなんてもらってないと姉にメールしたら

仕送りをもらった事の忘却が美穂の方にあるなら

親に愛されてないって思ってるのも愛されてたって思い直すかもと思って書いただと、

忘却が美穂の方にあるならって、

「2年生から毎月10万円親が仕送りしてくれてたのに姉が手紙で思い出させてくれるまで

綺麗さっぱり忘れてまるで仕送りなしで自力で自活してたかのように勘違いしてた。

仕送りしてもらってた、私愛されてた、お母様~♡」めでたし、めでたし、ってなるはずだったのに

おかしいねー、って、

私は恩知らず選手権日本代表か?

忘却が美穂の方にあるなら?

姉が二言目には「美穂ばっかりずるい!」と言ってきたのは、

25年間勝手に私が平気で約束破って毎月10万円の仕送りもらっただけにとどまらず

卒業しても2,3年はちょっとお金が必要になったらすぐ親に送ってもらってたと

信じて疑ってなかったからじゃないか。

忘却が美穂の方にあるなら愛されてなかったと思ってるのも考え直すかもって、

結果はどうだよ、当時の北海道の収入で考えたら大金持ちが1円の仕送りもしないで

愛してなかったことの証明になっただけじゃないかよ。

 

お金送ってもらってたら朝刊配達の後は喫茶店でウエイトレス、それが終わったら夕刊配達と集金、金曜日と土曜日の夜は10時から早朝2時までファミリーレストランで皿洗いなんて

月に1日しかない働き方するかよ!

 

本当に食う金もなかったから本当に体力なくなって

元々弱い身体が益々弱くなって何もしなくても疲れて疲れて過労死するかと思うほど

疲れやすく休んでも疲れ取れないほど体力ないのに

母と姉を呪うのをやめる為には仕事するしかなくて

働いたら当然疲れるのに働くしかない

平均的な家庭に生まれた人にはない悪循環。

もっとも同じ家庭に生まれても人間語も人間の気持ちも理解する能力がない奴は

働かないで食べてテレビ観て自分に都合良く全ての記憶をすり替えて楽しく暮らしてる。

 

これで私が6年経っても毎日恨みと呪いに支配されて苦しいということは伝えられたけど

手紙はまだ続く。