ご挨拶

 

「私が世界一不幸な人間で、私より不幸な人間なんてこの世に存在する訳がない」

と信じて疑ってない人に今までの人生で何人も会った事がある。

だけどその中のただ1人たりとも私と肩を並べるほどの不幸レベルの人は居なかった。

当然、私が世界一不幸で私より不幸な人間なんて存在し得る訳がないとは思っていない。

私より不幸な人間は居る。

 

だけど私が努力家で向上心があって社会の役に立ちたいと前向きに生きてるのを見て、この人は挫折した事も自殺を考えるほどの傷も負った事のない幸せな境遇に生まれた人なんだと決めつける稚拙な価値観の人達に、私が貴方達とレベルの違う人生を送ってきた事を知って欲しい。

 

私のブログには性犯罪、ネグレクト、妹をばい菌扱いする姉、子供が子供らしくあることを暴力で封じ込める父親などの話がつづられていきます。

どうしても辛くなりそうな人は読まないことをお勧めします。

私はそんな風に甘えて生きてこなかったから人より多くの物を、知識を得てはいますが、致命傷になるポイントはひとそれぞれなので自己責任で読める人は読んでください。

 

2人目の心理療法士さんに私の話に共感してくれる人が現れる度に私の傷は少しずつ癒えていくと言われたけど、選んで打ち明けた友達と思ってた数人の知り合いが、ハッキリと言葉にした訳ではないけど、「何でそんな重い話を私にするんだよ。巻き込むなよ面倒臭い」っていうリアクションを返してくるだけだという現実を突き付けられると、「友達なんて概念自体が幻想なんだよ」という絶望の境地に突き落とされるだけだった。

 

選べない生まれ落ちた家庭が不幸じゃない人達は何の疑問もなく「友達」「親友」という言葉を、概念を、希望を持って生きていける。

不公平じゃないかと思うけど、それでも私は自殺だけはしてはいけないのであれば、どうせ生き続けるのであれば、役に立ちたい、成長したい、思いやりを思いやりで返してくれる人には優しさの輪を紡ぎ続けていきたい、そう考えて生きる。

 

私の話で「自分の境遇の方がこの人よりはマシだからもう少し頑張ってみよう」とか、自分に与えられた五体満足な身体なり、頭脳なりを世の中の役に立てる為に動いてみようとか、あの人にもう少し優しくしようとか、何かしらのプラスの影響を与える事が出来る様になったら幸いです。